DevOps Campへようこそ

1. ご挨拶

この度は、DevOps Campをご利用いただき誠にありがとうございます。DevOps Camp運営代表の小山雄太です。

この学習サービスは、クラウド・DevOps・AIなどの技術を横断的に学び、これからの時代に求められるインフラエンジニアとして活躍するための力を身につけていただくために作られました。

講座は一つひとつ順番に進めていただくこともできますし、興味のある分野から部分的に学んでいただくこともできます。ブックマークやメモ、質問管理などの学習サポート機能もご用意していますので、ぜひご活用ください。

それでは、DevOps Campの世界を楽しんでいきましょう。

2. DevOps Campとは

DevOps Campは、AI時代に代替されないインフラエンジニアを目指すための学習サービスです。

近年、生成AIの急速な発展により、単純なコード記述や定型的な作業は徐々にAIに置き換わりつつあります。一方で、クラウドインフラの設計・構築・運用 や、システム全体をDevOpsの文化で自動化・高度化していく力 は、ビジネス要件や組織文化への深い理解が求められるため、AIだけでは代替しにくい領域です。

DevOps Campでは、この「AI時代に価値が残る領域」に的を絞り、以下のスキルを体系的に身につけていただくことを目的としています。

  • AWSの主要サービスを組み合わせ、スケーラブルで堅牢なシステム基盤を設計・構築する高度なクラウドインフラ設計力
  • Terraformによるインフラのコード化、GitHub Actionsによるリリース自動化など、開発と運用を高速につなぐDevOpsの実践力
  • IAMによる権限管理やネットワーク分離といった非機能要件としてのセキュリティ対策に加え、DevOpsのプロセス全体にセキュリティを組み込み、開発スピードを落とさずに安全なシステムを継続的に届けるDevSecOpsの力
  • Claude CodeやMCPなどの最新AIツールを使って自身の開発生産性を何倍にも引き上げるAI活用力

これらは、個別に学べる書籍やチュートリアルは世の中に多数存在しますが、一つひとつの技術を繋げて「動くシステム」として形にできるところまで学べる教材は多くありません。DevOps Campでは、講座(座学)とハンズオン(実践)をセットにした学習プランで、知識を「使える力」へと変えていきます。

3. まずはベース講座から始める

ベース講座は、インフラエンジニアとしての土台を作る5つの講座です。前の章で学んだ内容が後続の章の前提になるため、上から順番に学習することをおすすめします。

講座名 学ぶ内容 なぜ学ぶのか
AWS クラウドとAWSの基本概念、VPC・EC2・ELB・オートスケーリング・IAM・RDS・S3・CloudFront・Route53・ACM・Amplifyなどの主要サービス、ネットワーク設計・冗長構成・コンテンツ配信 クラウドはインフラエンジニアの主戦場。世界シェアNo.1のAWSを最優先で習得することで、業務・転職・副業いずれの場面でも活用できる
Python Python基本文法、データ構造、関数・クラス、データベース操作、FastAPIによるREST API構築、静的解析、自動テスト インフラエンジニアでも自動化スクリプト・APIサーバ・運用ツールを書く場面は多い。Pythonはシンプルで習得しやすく、AWSライブラリやフレームワークが充実している
コンテナ Dockerの基本操作、Dockerfile、マルチステージビルド、Docker Compose、ECR、ECS/Fargate コンテナは現代の開発・運用のデファクトスタンダード。「開発環境で動くのに本番で動かない」という環境差異を解消し、どこでも同じように動くアプリケーションを実現する
Infra as Code(Terraform) HCLによるインフラ定義、変数・制御構文、モジュール、既存リソースのimport、リモートバックエンドによるtfstate管理 手動でのAWSリソース管理は「誰がいつ何を変更したかわからない」「同じ環境を再現できない」という問題を招く。Terraformでインフラをコード化することで変更追跡・環境複製・チームレビューが可能になる
CI/CDパイプライン DevOpsの考え方、GitHub Actions基礎・応用、静的解析と自動テストの自動化、保護ブランチ、AIコードレビュー、ECS/Fargateへの自動デプロイ、Blue/Greenデプロイ 手動のビルド・テスト・デプロイはヒューマンエラーと属人化の原因。CI/CDパイプラインでコード変更から本番反映までを自動化することで、安全・高速なリリースが実現できる

各章では、講座(座学)で概念を学んだあとにハンズオン(実践)で手を動かす流れになっています。座学で学んだ内容をハンズオンで実際に体験することで、理解が深く定着します。

まずはAWS講座から、ご自身のペースで始めてみてください。

4. 困ったら質問管理から相談する

学習を進めるなかで、教材の内容がよく分からない、ハンズオン中にエラーが出た、といった場面が出てくると思います。そんなときに使えるのが質問管理機能です。

各見出しの横にある「」ボタン、または質問管理ページの「新規質問の作成」から、カテゴリを選んで質問を送れます。質問は1営業日以内をめどに返信し、回答が届いたらメールで通知が届きます。質問管理ページでは、過去のやり取りもまとめて見返せます。

質問はカテゴリごとに利用可能なプランが異なります。

カテゴリ 用途 フリー ライト スタンダード プレミアム
教材への質問 教材の内容で分からないところを質問する
改善要望 教材やシステムへの改善要望を伝える
エラーの解決 ハンズオン中のエラーの原因や対処方法を相談する ×
キャリア相談 転職活動やキャリアパスについて相談する ×
その他 上記に当てはまらない相談ごと ×
ポートフォリオ 制作物の設計判断や実装方法を相談する × ×
壁打ち 自分の仮説や設計案を整理するために講師と壁打ちする × × ×
日報 その日の学習内容を共有してフィードバックを受ける × × ×

フリープランでは「教材への質問」「改善要望」の2カテゴリが利用できます。「ここがちょっと分かりにくい」レベルの内容でも歓迎ですので、まずは気軽に1問投げてみてください。

ライトプラン以上にご契約いただくと、利用できるカテゴリが広がります。特に「エラーの解決」は、ハンズオン中に想定外のエラーに遭遇したときに重宝します。エラーメッセージや実行した手順を共有いただければ、原因の切り分け方や具体的な対処方法を講師がお伝えしますので、一人で何時間も調べ続けて結局解決できずに学習意欲が下がる、といった状況を避けられます。エラー解決そのものだけでなく「次に同じようなエラーに遭遇したとき、どう原因を特定すればよいか」という調査の進め方も身につけられます。

このほか、ライトプラン以上では「キャリア相談」で転職活動やキャリアパスの相談、「その他」で上記カテゴリに当てはまらない相談ごとも受け付けています。さらに、スタンダードプラン以上では「ポートフォリオ」カテゴリで制作物の設計・実装の相談、プレミアムプランでは「壁打ち」「日報」カテゴリで仮説の整理や日々の学習共有まで対応しています。

5. 最新情報をブログで追いかける

教材だけではカバーしきれない最新トピック運営からのお知らせは、ブログで発信しています。ヘッダーの「ブログ」メニューからいつでも一覧を確認できます。

  • 新講座リリースや既存講座のアップデート情報
  • AWSや生成AIなど、教材で扱う技術領域の最新動向
  • 学習の進め方や活用Tipsなど、運営からのコラム

ブログは会員登録をしていない状態でも閲覧できます。学習の合間に気になる記事をのぞいてみると、教材で得た知識と最新情報がつながり、理解がより立体的になります。

6. 章末の応用課題で実践力をつける

ベース講座の各章末には応用課題が用意されています。教材で学んだ内容を組み合わせて、実務に近い設計や構築を体験できる課題です。

例えばAWS章の応用課題では、VPC・ALB・EC2・RDS・Amplifyを組み合わせた構成をご自身で設計・構築します。教材を読むだけでは身につきにくい「設計判断の経験」を積める内容です。

応用課題はフリープランでも内容を読んで自力で取り組めます。一方で、いざ取り組むと「自分の設計が実務として通用するレベルか分からない」「想定外のエラーに遭遇して手が止まる」といった壁にぶつかりがちです。ライトプランは、こうした壁を乗り越えるための応用課題の添削エラー解析の相談という2つのサポートでご自身の取り組みを支えます。

6.1 応用課題の添削で「自分の現在地」を把握する

提出いただいた応用課題に対して、講師が以下の観点で採点とフィードバックを行います。

  • 設計判断の妥当性(なぜその構成を選んだか、他の選択肢と比べてどうか)
  • コードや構成の品質(可読性、保守性、ベストプラクティスとの差分)
  • 実務での改善ポイントや、次に学ぶと良い領域の提案

書籍やチュートリアルでは得られない「自分の成果物に対する実務視点のフィードバック」を受けられるため、独学では気づきにくい改善点や、自分が今どのレベルにいるのかが明確になります。

6.2 エラー解析の相談で学習を止めない

ハンズオンや応用課題に取り組んでいると、想定外のエラーに遭遇して原因究明に何時間もかかってしまう場面が出てきます。一人で調べ続けても結局解決できず、学習意欲が下がってしまうのが独学の最大の敵です。

ライトプランでは「エラーの解決」カテゴリで講師にエラー相談ができます。エラーメッセージや実行した手順を共有いただければ、原因の切り分け方や具体的な対処方法をお伝えします。エラー解決そのものだけでなく、「次に同じようなエラーに遭遇したらどう原因を特定するか」という調査の進め方も身につくため、学習を進めるほどご自身の自己解決力も育っていきます。

7. ポートフォリオで作品にする

ベース課題(章末応用課題)を一通り終えたら、次はポートフォリオ制作です。「自分で1つのシステムを設計から考えて作り上げる」工程を通じて、学んだ知識が実務で使えるスキルとして定着します。

DevOps Campのポートフォリオ制作は、ベース課題 → 発展課題 → オリジナルポートフォリオの順に難易度が上がっていく構成です。

講座名 学ぶ内容 なぜ学ぶのか
ポートフォリオ制作の概要 ポートフォリオ制作全体の進め方とゴール、ベース/発展/オリジナルの違い、スタンダードプラン・プレミアムプランによる伴走サポートの選択肢 自分に合った難易度・進め方でポートフォリオ制作を始められる
ベース課題 API仕様書・AWS構成図の作成、FastAPIによるAPI実装、AWSの手動構築、Terraformによるコード化、GitHub ActionsでのCI/CDパイプライン構築 ベース講座で学んだAWS・Python・コンテナ・IaC・CI/CDをすべて連動させて、一つの「動くシステム」として完成させる経験を積める
発展課題 セキュリティテスト、Blue/Greenデプロイ、AWSセキュリティサービス、オブザーバビリティ、E2E/性能テスト、ChatOps、AIエージェントの作成など、実務レベルの応用テーマ ベース課題のシステムを土台に、実務で重宝される応用スキルを身につけられる
オリジナルポートフォリオ テーマ選定・要件定義、アーキテクチャ設計、インフラ・アプリケーション開発、CI/CDパイプライン構築、ドキュメント整備とプレゼンテーション 「何を作るか」から自分で考えるため、実務に直結する自走力が身につく。完全オリジナルの成果物は転職活動で強力な武器になる

ベース課題で実務レベルのDevOps構成を一通り体験したあと、発展課題で興味のある領域を深掘りしていきます。オリジナルポートフォリオは「作りたいものがある方」向けの追加課題です。

ポートフォリオ制作は1人で進めると「設計の方向性が合っているか」「どこまで作り込めば良いか」で詰まりやすい工程です。スタンダードプランは、ライトプランの全機能に加えて、要件定義・設計の相談成果物の継続的フィードバックという2つのサポートでポートフォリオ制作を伴走します。

7.1 要件定義・設計の相談で迷いを早期解消する

ポートフォリオ制作で最も悩むのは、コードを書く前の「何をどこまで作るか」の段階です。スタンダードプラン以上で利用できる「ポートフォリオ」カテゴリでは、制作の各段階で出てくる悩みを講師に相談できます。

  • 要件定義の段階で「どこまで作り込めばポートフォリオとして十分か」を一緒に整理する
  • 設計の段階で「この構成で良いか」「他にもっと良い選択肢はないか」を相談する
  • 実装中に方針で迷ったとき、判断の軸を講師の現場感覚を交えて提示する

迷ったときに気軽に壁打ちできる体制があるため、「数日間方針が決まらず手が止まる」といった状況を最小限に抑えられます。

7.2 成果物のフィードバックで実務レベルまで引き上げる

ベース課題・発展課題で提出いただいた成果物に対して、講師が継続的にフィードバックを行います。

  • API仕様書やAWS構成図など設計ドキュメントの妥当性
  • 実装コード・Terraformコード・CI/CDワークフローの品質
  • 実務で運用するなら次にどう改善すべきかという観点での指摘

1回限りの採点ではなく、改善・再提出を繰り返しながら作品の完成度を高めていけます。最終的には、転職活動や社内アピールで「実務レベルの設計・構築ができる」ことを示せる作品が手元に残ります。

8. 個別メンタリングで仕上げる

教材を読み、応用課題に取り組み、ポートフォリオを作る、という流れの中で「もっと深く理解したい」「自分のキャリアパスを相談したい」と感じる場面が出てくるかもしれません。

プレミアムプランでは、月2回・半年で計12回のオンラインメンタリングを通じて、学習を1対1で深くサポートします。中心となるのは、実装したシステムをプレゼン形式で発表していただき、コード・AWS構成・運用面の懸念点を現場で求められる視点でレビューする「実務レベルのフィードバック」です。実務でのアピールポイントの言語化までサポートするので、社内評価や転職活動の場で「自分の作品を語れる」状態に仕上がります。

メンタリングは進捗確認や壁打ちなど、他の用途にも柔軟にお使いいただけます。

  • 学習ロードマップを一緒に作る
  • 実装で迷っている設計判断を壁打ちする
  • キャリアプランや次に学ぶべき領域を相談する
  • 職務経歴書のレビューや、社内アピール・転職活動の準備を進める

プレミアムプランは個別相談会経由でのお申し込みとなります。お申し込みをご検討の方には30分程度の無料個別相談会を実施していますので、お気軽にご相談ください。

9. さらに深く学ぶ:発展講座とキャリアサポート

ベース講座とポートフォリオ制作を終えたあとに、より高度な領域に挑戦したい方向けの講座群です。興味・目的に合わせて取り組んでみてください。

9.1 発展講座

講座名 学ぶ内容 なぜ学ぶのか
DevSecOps Shift Leftの考え方、SAST/SCA/DAST、IaCセキュリティスキャン、コンテナイメージスキャン、AWS Security AgentによるAI統合セキュリティレビュー セキュリティを開発の早い段階から組み込み、CI/CDパイプラインで脆弱性を自動検出するDevSecOpsの実践力が身につく
データ分析 AWS Glue、Athena、QuickSight、Lake Formationを使ったデータ分析基盤の構築 データ分析基盤はインフラエンジニアにも求められるスキル。オブザーバビリティやセキュリティログの分析にも応用できる
オブザーバビリティ(制作中) CloudWatchメトリクス・Logs・アラーム、X-Ray分散トレーシング、SLO/SLI/エラーバジェット、Security Lake システムの状態を可視化して問題を早期発見・根本原因分析するSREの根幹スキル。システム信頼性を担保するために必須

9.2 キャリアサポート

講座名 学ぶ内容 なぜ学ぶのか
キャリアサポート 履歴書・職務経歴書の書き方、面接対策、案件獲得のコツなど、転職・キャリアアップに役立つ実践的な情報 学んだ内容を実際のキャリア形成にどう活かすかを具体的に知ることができる

10. プラン・機能の比較

ここまでご紹介してきたプランと機能を、まとめて参照できる形で掲載しておきます。後から戻ってきて確認したいときにご活用ください。

10.1 会員種別

会員種別 概要
ゲスト 会員登録をせずに講座を閲覧できる状態。教材本文は読めるが、ブックマーク・メモ・質問管理などの学習サポート機能は利用できない
フリー 無料ですべての講座を閲覧できる。ブックマーク・メモ・質問管理(教材への質問・改善要望)が利用できる
ライト フリーの機能に加えて、章末応用課題への採点・フィードバックと、エラー解決・キャリア相談などの質問カテゴリが利用できる
スタンダード ライトの機能に加えて、ポートフォリオ制作のフィードバックと、ポートフォリオに関する質問カテゴリが利用できる
プレミアム スタンダードの機能に加えて、月2回・半年で計12回の個別メンタリング、オリジナルポートフォリオ課題、日報カテゴリが利用できる

10.2 学習サポート機能

機能 説明 ゲスト フリー ライト スタンダード プレミアム
ブックマーク 復習したい箇所をワンクリックで保存できる ×
メモ 各見出しに自分用のメモを残せる ×
完了マーク 各講座を「完了済み」としてマークでき、学習の進捗を可視化できる ×
教材いいね・感想 教材ごとに「いいね」を押せる。任意で感想を残せる(運営のみが確認し、他の受講生には公開されない) ×
理解度テスト 一部の講座に用意されているクイズで理解度を確認できる ×
章末応用課題の採点 章末の応用課題を提出して講師の採点・フィードバックを受けられる × ×
ポートフォリオ制作の伴走 ベース/発展課題の提出と、制作中の相談ができる × × ×
個別メンタリング 月2回・半年で計12回のオンラインメンタリング。実装プレゼンへの実務レベルのフィードバックを受けられる × × × ×
オリジナルポートフォリオ テーマ選定からデプロイまで自分で設計する制作課題に取り組める × × × ×

各プランの詳細・料金・お申し込みはプラン管理ページからご確認いただけます。

11. さあ、最初の一歩を踏み出しましょう

それでは、まずはAWS講座から学習を始めてみましょう。学んだ知識をその都度アウトプットしながら進められるので理解が定着しやすく、最終的には実務でのアピール材料になるポートフォリオが手元に残ります。

なお、AWSを使ったハンズオンでは、作成したリソースに利用料金が発生する場合があります。ハンズオン終了後は、各講座の「不要リソースの削除」セクションに従ってリソースを必ず削除してください。