Goをインストールしよう
この章では、WindowsとMacへのGoインストールをハンズオン形式で学習します。これにより、GoとVisual Studio Codeの設定まで含めたGo実行環境の準備ができるようになります。
1. Goのインストール(Windows)
WindowsにGoをインストールする手順を説明します。
1.1 インストーラのダウンロード
Goの公式サイトからインストーラをダウンロードします。
公式サイトにアクセスすると、最新バージョンの各OS向けインストーラが一覧で表示されます。「Featured downloads」から Windows 用の .msi インストーラ(例: go1.22.x.windows-amd64.msi)をクリックしてダウンロードしてください。
1.2 インストーラの実行
ダウンロードしたインストーラを実行します。
ウィザードに従って「Next」を進め、インストール先はデフォルト(C:\Program Files\Go)のまま「Install」をクリックしてインストールを開始します。
| 💡 ポイント |
|---|
Windows版のインストーラは、インストール後に自動的に PATH 環境変数に Go を追加してくれます。手動での PATH 設定は不要です。 |
1.3 インストールの確認
インストールが完了したら、コマンドプロンプトを開いて以下のコマンドを実行します。
go version
go version go1.22.x windows/amd64 のようにバージョンが表示されれば、インストールは成功です。
2. Goのインストール(Mac)
MacにGoをインストールする手順を説明します。ここではHomebrewを使用したインストール方法を紹介します。
2.1 Homebrewの確認
Homebrewがインストールされているか確認します。ターミナルで以下のコマンドを実行してください。
brew --version
Homebrew 4.x.x のようにバージョンが表示されればインストール済みです。まだインストールしていない場合は、Homebrew公式サイト の手順に従ってインストールしてください。
2.2 Goのインストール
Homebrewを使ってGoをインストールします。
brew install go
以下のようなメッセージが表示され、インストールが完了します。
🍺 /opt/homebrew/Cellar/go/1.22.x: 12,345 files, 456MB
2.3 インストールの確認
インストールが完了したら、ターミナルで以下のコマンドを実行します。
go version
go version go1.22.x darwin/arm64 (Apple Silicon)または go version go1.22.x darwin/amd64 (Intel Mac)のようにバージョンが表示されれば、インストールは成功です。
3. Visual Studio Codeのおすすめ設定
Goのコードを効率よく書くために、Visual Studio Codeに拡張機能と補助ツールを追加します。
3.1 おすすめの拡張機能
以下の拡張機能のインストールをおすすめします。
| 拡張機能名 | ID | 役割 |
|---|---|---|
| Go | golang.go |
Go 開発のサポート機能(コード補完・エラー表示・定義ジャンプ・デバッグなど)を提供する |
| Error Lens | usernamehw.errorlens |
エラーや警告を該当行の行末にインライン表示する |
| Code Spell Checker | streetsidesoftware.code-spell-checker |
コード内のスペルミスを検出する |
| GitLens | eamodio.gitlens |
行ごとにコミット情報を表示し、Gitの履歴を素早く参照できる |
いずれも Visual Studio Code の左サイドバーの「拡張機能」アイコン(四角が4つのマーク)をクリックし、検索ボックスに拡張機能名を入力して「Install」ボタンをクリックすることでインストールできます。以降のGo講座では、Go 拡張機能が導入されている前提で進めます。
3.2 おすすめの補助ツール
Go 拡張機能は、コード補完・エラー表示・定義ジャンプなどの機能を、内部で Go 公式の Language Server である gopls に委譲します。gopls は Visual Studio Code の拡張機能マーケットプレイスには登録されていないバイナリツールなので、拡張機能とは別にインストールする必要があります。
Visual Studio Code の「表示」→「コマンドパレット」を選択(Macでは Cmd + Shift + P、Windowsでは Ctrl + Shift + P)し、Go: Install/Update Tools と入力して選択します。インストール可能なツール一覧が表示されるので、gopls にチェックを入れて「OK」をクリックしてください。
| 💡 ポイント |
|---|
同じ一覧画面には dlv(デバッガ)や gofumpt(整形ツール)など、Go 開発でよく使う他の補助ツールも並んでいます。必要に応じて追加でチェックできますが、本Go講座では gopls のみで問題ありません。 |
4. 動作確認
インストールと Visual Studio Code の設定ができたら、実際に簡単なプログラムを動かして動作確認をしましょう。
4.1 プロジェクトフォルダの作成
任意の場所に hello-go フォルダを作成し、Visual Studio Codeの「ファイル」→「フォルダーを開く」から、作成した hello-go フォルダを開きます。
hello-go ← このフォルダを作成
4.2 main.go の作成と実行
Visual Studio Codeのエクスプローラーで hello-go フォルダを右クリックし、「新しいファイル」を選択して main.go という名前で作成します。
hello-go
└── main.go ← このファイルを作成
作成したファイルに以下の内容を記述して保存します。
package main
import "fmt"
func main() {
fmt.Println("Hello, Go!")
}
Visual Studio Codeのメニューから「ターミナル」→「新しいターミナル」を選択してターミナルを開きます。開いたターミナルで以下のコマンドを実行します。
go run main.go
4.3 実行結果の確認
以下のように表示されれば成功です。
Hello, Go!
5. まとめ
この章では、Goのインストールを体験しました。
- WindowsではGo公式サイトから
.msiインストーラをダウンロードしてインストールできる - MacではHomebrewを使い、
brew install goでインストールできる - Visual Studio Codeに Go 拡張機能と補助ツール(
goplsなど)をインストールすることで、コード補完・エラー表示・定義ジャンプなどが利用できる - Error Lens・Code Spell Checker・GitLens などの拡張機能をあわせて導入することで、開発効率をさらに上げられる
go versionにより、インストールを確認できるgo run main.goにより、Goのプログラムを実行できる
次の章では、Node.jsのインストールをハンズオン形式で体験します。