Docker Desktopをインストールしよう
この章では、Docker Desktopのインストールをハンズオン形式で学習します。これにより、WindowsやMacでDockerを利用するための準備ができるようになります。
1. Docker Desktopとは
Docker Desktopは、WindowsやMacでDockerを利用するための公式アプリケーションです。
LinuxではDockerエンジンを直接インストールできますが、WindowsやMacではOSの仕組みが異なるため、そのままではDockerを動かすことができません。Docker Desktopは、内部に軽量なLinux仮想環境を持ち、その上でDockerエンジンを動作させることで、WindowsやMacでもDockerを利用可能にしています。
Docker Desktopをインストールすると、dockerコマンドがターミナルから使えるようになります。
2. Docker Desktopのインストール
公式サイトからDocker Desktopをダウンロードし、インストールを完了させてください。
| ⚠️ 「WSL 2 installation is incomplete」エラーが出る場合(Windows) |
|---|
| WSL 2(Windows Subsystem for Linux 2)のインストールが必要です。エラーメッセージに表示されるリンクからWSL 2をインストールしてください。また、Windowsの「Hyper-V」機能が無効になっている場合も起動に失敗することがあります。 |
インストールが完了したら、Docker Desktopを起動してください。初回起動時にはサービス規約への同意が求められます。
Docker Desktopが起動している状態で、ターミナルで以下のコマンドを実行し、バージョンが表示されることを確認してください。
docker --version
Docker version 27.x.x, build xxxxxxx
上記のようにバージョン情報が表示されれば、インストールは成功です。
| 💡 ポイント |
|---|
Docker Desktopは、PCの起動時に自動的に起動するように設定されています。dockerコマンドを使用するためにはDocker Desktopが起動している必要があるため、自動起動の設定はそのままにしておくことをおすすめします。 |
3. Visual Studio Codeのおすすめ設定
Dockerのイメージ・コンテナ・Dockerfile を扱いやすくするために、Visual Studio Codeに以下の拡張機能のインストールをおすすめします。
| 拡張機能名 | ID | 役割 |
|---|---|---|
| Docker | ms-azuretools.vscode-docker |
Dockerfile・Compose ファイルの構文サポート、イメージ・コンテナ・ボリュームの一覧と操作、ビルド・実行などを提供する |
| Dev Containers | ms-vscode-remote.remote-containers |
コンテナ内の環境を Visual Studio Code の開発環境として利用できる |
いずれも Visual Studio Code の左サイドバーの「拡張機能」アイコン(四角が4つのマーク)をクリックし、検索ボックスに拡張機能名を入力して「Install」ボタンをクリックすることでインストールできます。
4. まとめ
この章では、Docker Desktopのインストールを体験しました。
- Docker Desktopは、WindowsやMacでDockerを利用するための公式アプリケーションである
- 公式サイトからダウンロードしてインストールできる
docker --versionにより、インストールを確認できるdockerコマンドを使用するには、Docker Desktopが起動している必要がある
次の章では、AWS CLIのインストールをハンズオン形式で体験します。