非機能要件のチェック
この章では、アプリケーションコースの課題として構築したプラットフォームの非機能要件をチェックします。
CI/CDパイプラインの構築まで完了したプラットフォームに対して、各非機能要件をどの程度満たしているかを、各種チェック基準に沿って自ら確認します。
1. この章の目的
ここまで構築した自作アプリケーションは「ひとまず動く」状態になります。しかし、これと「実務で運用に耐える」状態は別の話です。可用性、性能、セキュリティ、運用性など、各非機能要件の観点で見ると、改善の余地が必ずあります。
本章では、自分が構築したプラットフォームを非機能要件の観点で客観的に評価します。
2. 実施要件
ここまで構築したプラットフォームを、何らかのチェック基準(フレームワーク)に沿って非機能要件の観点で評価します。採用するチェック基準は自由に選んで構いません。代表的なチェック基準は以下のとおりです。
| チェック基準 | 概要 |
|---|---|
| 非機能要件チェックリスト | DevOps Camp で独自に整理した観点 |
| AWS Well-Architected Framework | AWS が提唱する設計原則、6つの柱 |
| NIST Cybersecurity Framework | サイバーセキュリティの枠組み |
| CIS Benchmarks | 各種システム・サービスのセキュリティ設定ガイドライン |
評価にあたっては以下のような流れを想定しています。
- 採用するチェック基準を決める
- 各観点について、構築済みのインフラ構成・設定・コードと照らし合わせて現状の達成度を確認する
- 不足している箇所と、改善の余地がある箇所をリストアップする
- リストアップした不足項目に優先度をつけ、非機能要件の実装で着手する順序と対応方針を見立てる
3. 提出物
下記内容を提出フォームより提出してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 概要 | 評価対象としたプラットフォームの範囲、採用したチェック基準、評価のアプローチを、提出物全体のサマリとして簡潔に記載する |
| チェック結果 | 各チェック項目について、現状の達成度と判断根拠を記載する |
| 優先度と対応方針 | チェック結果で不足と判断した項目について、優先度の判断軸と、非機能要件の実装で着手する順序・対応方針の見立てを記載する |
| まとめ | 評価中に苦労したこと、気づいたこと、学んだことを振り返る |