AWS構成図の作成
API仕様書の作成で設計したAPIを動かすためのAWS構成図を作成します。構成図は以降のステップすべての土台となるため、各リソースの役割や配置の意図を説明できるレベルまで仕上げましょう。
- 設計したAPIに合わせて適切なAWSサービスを選定する
- マルチAZ構成・Public/Private分離など、本番運用を意識した構成にする
- 各リソース間の通信経路を明確にする
1. 必須要件
以下の要素をすべて含むAWS構成図を作成してください。
1.1 ネットワーク
- VPC … Public サブネットと Private サブネットをそれぞれ2つ以上(マルチAZ構成)含めること
- インターネットゲートウェイ … VPCからインターネットへの通信経路として配置すること
- NATゲートウェイ … Privateサブネットからインターネットへの通信経路として配置すること
1.2 コンピューティング・コンテナ
- ECS(Fargate) … アプリケーションの実行環境として配置すること。Privateサブネットに配置する構成にすること
- ECR … コンテナイメージの管理先として構成図に含めること
1.3 ロードバランシング・ドメイン・証明書
- ALB … Publicサブネットに配置し、外部からのリクエストをECSに転送する構成にすること
- Route 53 … カスタムドメインを管理し、ALBに紐づける構成にすること
- ACM(AWS Certificate Manager) … SSL証明書を発行し、ALBでHTTPS通信を実現する構成にすること
1.4 データベース
- RDS … Privateサブネットに配置し、ECSから接続する構成にすること
1.5 スケーリング
- Application Auto Scaling … ECSサービスのタスク数を自動スケーリングさせる構成にすること
1.6 その他の条件
- API仕様書の作成で設計したREST APIを前提とした構成にすること
- draw.io など、構成図を作成できるツールを使用すること
- 各リソース間の通信経路(矢印)を明記すること
- Public / Private の境界がわかるように描くこと
1.7 フロントエンド(任意)
フロントエンド(画面)を含める場合は、以下のいずれかのサービスを構成図に追加してください。
- AWS Amplify … 静的サイトやSPAのホスティングに適している。シンプルにデプロイしたい場合におすすめ
- ECS/Fargate(APIと同様) … Next.jsなどのSSRを使う場合や、APIと同じ構成で管理したい場合におすすめ
| 💡 ポイント |
|---|
| 上記は最低限含めてほしいリソースの一覧です。アプリケーションの要件に合わせて、追加のAWSサービス(例:CloudFront、S3での静的ファイル配信、ElastiCacheなど)が必要であれば、自由に構成図に追加してください。自分で考えて構成を設計することも、重要な学びのひとつです。 |
2. 提出物
- 構成図の画像ファイル
3. 参考講座
4. 目安期間
1週間