Step1 インフラ構成図の作成
最終課題の最初のステップでは、サンプルアプリを動作させるためのインフラ構成を、構成図として作成します。使用するAWSサービスはこちらでは指定せず、自ら選定して整理することがゴールです。
- アプリの特性を踏まえてAWSサービスを選定する
- 選定の判断軸を整理する
- 全体構成を構成図として可視化する
1. このステップの目的
実務でAWS上にシステムを構築する際、最初に行うのが「どのサービスを組み合わせるか」の設計です。サービスの選定はその後のすべての作業に影響するため、ここを丁寧に行うことが重要です。
本ステップでは、複数の選択肢の中から最適と思われるサービスを自ら選び、その判断軸も併せて整理します。答えがあらかじめ用意されていないため、自分の判断を言語化することが求められます。
2. 関連講座
このStepを実施するうえで、以下の章や講座が関連します。課題着手前に必要に応じて講座を実施してみてください。
| 講座 | 必須/任意 | 学べること |
|---|---|---|
| AWS | 必須 | Webアプリを動作させるためのAWS構成の基本を理解できる |
| Python | 任意 | 本課題で動作するアプリケーションの概要を理解できる(必須ではなく、アプリも理解したい場合に実施) |
| コンテナ | 任意 | アプリケーションをコンテナで動作させたい場合に必要。Dockerの概要と、コンテナをECS/Fargateで動作させる方法を学べる |
3. 実施要件
3.1 サンプルアプリ
本コースで使うサンプルアプリは、フロントエンドとバックエンドAPIで別々のzipに分かれています。以下からそれぞれダウンロードしてください。各アプリケーションの概要は、それぞれの README.md を参照してください。
なお、自らアプリケーションを開発したい方は、上記のサンプルアプリを使わず、自分で構築したアプリケーションを利用することも可能です。
3.2 設計内容
サンプルアプリのフロントエンド・APIを動作させるためのインフラ構成を設計し、構成図として作成します。設計にあたっては以下の観点で整理することを想定しています。
- アプリの特性(ステートの有無、リクエスト頻度、起動頻度など)の整理
- 候補となるAWSサービスの比較
- 最終的に選んだサービスと、その判断軸
- 他に検討したが採用しなかったサービスと、その理由
3.3 ヒント
構成図の作成には、無料で使える draw.io(diagrams.net) や Cacoo などのドローイングツールを利用できます。GoogleスライドやPowerPointなど、普段から使い慣れたツールで作成しても構いません。
AWSサービスのアイコンは、AWS Architecture Icons(AWS公式) で配布されています。PowerPoint・Keynote・SVG・PNGなど各種形式でダウンロードできます。draw.ioにはあらかじめAWSのアイコンセットが組み込まれており、左サイドバーの「More Shapes」から「AWS」のライブラリを有効化することで利用できます。
4. 提出物
下記内容を提出フォームより提出してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 概要 | 設計したインフラ構成の特徴・採用したサービス・選定の判断軸を、提出物全体のサマリとして簡潔に記載する。アプリケーションを自ら開発した場合は、そのアプリケーションの概要もあわせて記載する |
| インフラ構成図 | サンプルアプリのフロントエンド・APIを動作させるためのインフラ構成を、構成図として作成し、画像ファイルとして添付する |
| 設計判断 | 採用したサービスと、なぜそれを選んだかの判断軸を整理する。比較検討した他のサービスと、採用しなかった理由もあわせて記載する |
| まとめ | 設計中に苦労したこと、工夫したこと、学んだことを振り返る |